こんにちは
プロダクト開発事業部　市村です。

このところめっきり涼しくなってきましたが、
季節の変わり目になると
「なんとなく体がだるい」「イライラする」
といった症状を訴える人が増えてくるようです。

かくいう私もそんなことがたまにあります。

少し調べたところ、思い当たる節がないのに心身の不調が続くような時は、
「寒暖差疲労」かもしれないとのこと。

気温差が激しい環境下では、
思っている以上に体に負担がかかっています。

寒暖差疲労とは、大きな気温の変化に体がついていかない状態です。
成人の平熱は、個人差はあるものの、
大体36℃前後から高くても37℃前半くらいに保たれています。
体の機能を守るために、体温を一定にコントロールする
「ホメオスタシス（恒常性）」の仕組みが備わっているそうです。

体温の維持に重要な役割を担うのが、自律神経です。
外気温が高いときは、体温を下げるために血流を活発にし、汗をかいて熱を発散しています。
一方、気温が低いときは血流を滞らせ、毛穴を閉じて体温を逃さないようにします。

多少の温度の変化であれば、ホメオスタシスが機能するため問題はありません。
しかし、寒暖の差が大きくなると、体温を一定に保つため、
自律神経の働きが必要以上に活発になります。
その結果、過剰にエネルギーを消費することになり、体に疲労が蓄積してしまうのです。

昼と夜との寒暖差が大きくなりがちな季節の変わり目や、
暖かい室内から気温の低い室外へ移動する場合などは
寒暖差疲労がたまりやすいので注意が必要です。

急激な温度変化は、肉体面のみならず精神面にも影響を及ぼします。
特に思い当たる原因がない場合は、寒暖差疲労を疑ってみてもいいかもしれません。

なので、外出する際は薄手の上着を重ね着して、
うまく体温調整を心掛けるようにしています。

また、そのほかには
・バランスのとれた食事を心がける
・良質な睡眠をとる
・適度な運動をする
・お風呂にゆっくり浸かる

などを心掛けるようにしています。

ここ数日、気温差が激しいので
皆さんも自分なりの対策をして、
寒暖差疲労をため込まないようにしましょう。

もう少し落ち着いたら、
おいしいものを食べ歩きに出かけようと思ってます。
では、